清流ルネサンス21と清流ルネサンスUで掲げられた目標を達成するために、 放流水の水質は、BODでそれぞれ10mg/l、5mg/lにする必要がありました。
 この数値は、一般の下水処理水に比べてきびしい水準です。普通、放流された処理水は河川水で薄められますが、 不老川の還流事業では、放流された処理水で河川水を薄めることになります。 そのため放流水には、より高度な処理が求められるのです。
 このことは窒素・リンに関してもいえることで、今回は目標値が設定されていませんが、不老川が他の河川と同等の水準になるためには、より高度な除去技術が必要となります。

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