源流・上流域

　源流は瑞穂町･入間市のなだらかな狭山丘陵地帯で、数多くの支川としてスタートします。平地に降りてきた水は合流を重ね、本流に流れ込みます。

斜面から湧き出た水が源流です
この辺りには里山の風景が残っていて、絶滅のおそれのあるホトケドジョウが確認されています　夏の夜にはホタルが飛び交う姿も見られます

　一方、不老川の本流は、国道１６号のすぐ西側から水路として始まります。徐々に水を集めながら、広々とした農村地帯を通ります。

本流の始まりはおもに雨水です

支流を集めて畑を横切ります

　入間市と所沢市の境には、平成４年に洪水対策としてつくられた”大森調節池”があります。ここは素掘りのため常に湧き水が溜まっていて、自然が豊かな場所となっています。普段は立ち入り禁止ですが、年に１度「大森の池まつり」として開放されます。

池の堤防に木を植えて林に育てています

池まつりを楽しみにしている人も増えました

国道463号バイパスを越えたあたりから、市街地へと入っていきます。

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