平成２８年８月の台風９号による豪雨で、狭山市と入間市では甚大な浸水被害を出しました。
　このため、埼玉県は平成29年度から32年度の6年間で83億円の予算をかけて不老川浸水対策特別緊急事業を行うことになりました。
　新権現橋から西武新宿線橋梁までの河道拡幅2.4kmと西武池袋線橋梁,不老橋,藤沢橋,富士見橋の架け替えと大森調節池の拡張整備を実施します。平成29年度は測量や設計を実施し,用地買収にも着手しました。平成30年度は,新権現橋から上流460m区間と東山王橋の上流部の90mを予定しており間もなく工事が始まります。

第10回「川で遊ぼう親子で魚とり教室」2018年8月5日(日）

　2018年8月5日(日）第10回「川で遊ぼう親子で魚とり教室」が狭山市としとらず公園で行われました。34家族85名の参加がありおお賑わいでした。今年は渇水と猛暑で魚が浮き上がるなど心配しましたが数日前に雨が降り行うことができました。魚の数は少なかったのですが、子ども達は網を持って川遊びを楽しんでいました。
　取れた魚類：ドジョウ、フナ、コイ、オイカワ、ジュズカケハゼ、メダカ、アメリカザリガニ、カワリヌマエビ、ヤゴなど

　2017年（H29）10月28，29日台風22号の豪雨による洗堀のため、狭山市石橋下流の夫婦エノキが倒れました。不老川に憩いを与え、緑陰樹として親しまれてきた貴重な樹木でした。
　夫婦榎木保全の提案書の作成を行い川越県土整備事務所との協議を重ね、平成24年エノキ保全案を合意しました。平成29年度土地の確保も完了しまさに工事を始めようとしていた矢先のことで、言葉に表すことのできない無念さを感じます。

座談 こかわの記憶 2016年11月20日 入曽公民館

　仲川幸成さん、町田武一郎さん、広澤謙一さん、関口武男さん　こかわ(入曾用水)にかかわりのある四氏をお招きし 入曽公民館で「こかわの昔を聞く会」を開きました。呼称のアクセントから始り、同じ言葉でも上流と下流では内容が違うこと、こかわ終焉の様子など、短い時間でしたが多肢にわたる話題で、こかわの価値を認識しました。